2026年5月16日
晴れ 28℃/17℃
5:10起床。
昼過ぎまでアルバイト。
バイト終わり、公園で休憩がてら読書をしていると、おばあちゃんに話しかけられる。
ガラケーと新聞、そしてTVのリモコンを僕に見せ、「えっ…っと…どうやったらええの」。新聞のテレビ欄を僕に近づけながら「どうやったらええの」。
昔介護職をしていたので、認知症なのかなと思い、僕は「なんのこと?」と大きく文字を立てるように聞き返した。
「これ見たいんやけど。どうやったらいいの」と、今度はTVのリモコンを僕に近づけてくる。13:30からOAの阪神戦を見たいらしい。おばあちゃんはその見方がわからないから、テレビ欄とTVのリモコンを持って、わざわざ外まで出てきたらしい。
正直かなり戸惑った。力になりたいとは思ったけど、肝心のTVがここにはない。僕が「リモコンだけではわからないよ。TVがないと説明できないよ」と言うと、「ええぇぇ、そうなん」とおばあちゃん。
今からおばあちゃんの家についていくというのも考えたが、正直それは過剰というか、見ず知らずの家に上がり込むのはどうなんだろうと悩んだ。するとおばあちゃんは僕から離れて、別の男性に声をかけに移動していった。
声をかけられている30代ぐらいの男性は終始無視をしていて、そのおばあちゃんの姿を見ると心が痛む。その後も他の人に声をかけるも、どうも断られている様子。しまいに家に帰ろうとしていたので、やっぱり家に行ってTVをつけてあげようと思い後を追うが、あっという間に見失ってしまった。
やれなかったことへの後悔の念がなぜか生まれ、どうもモヤモヤする。どうするのが正解だったんだろう。
僕は他人のHELPに冷たいところがある。過去にも、高さ3m近くある用水路に帽子を落としたおじいさんを見かけたとき、たぶん認知症っぽいからあまり関わらないほうがいいと判断して、見て見ぬふりをしたことがある。そのとき一緒にいたパートナーが、明らかにおじいさんの膝が悪そうだったのを見て「帽子とってあげなよ」と言い、しぶしぶ僕が用水路を降りて帽子を取ったことがあった。
そのときも「自分って優しくないな」「援助する間が悪いな」と思っていた。今回もそのことを思い出す。
手助けするとき、どうなるかわからないから、100の気分のうち50ぐらいが不安を占めている。特に相手がお年寄りだと、余計に面倒なことになるのではと考えてしまい、自分が安心できる状況かを探ろうとしてしまう。こんなことをしていると、いざというとき助かる命を助けることもできないような気がする。